WordPressのバージョンアップ方法

バージョンアップとは

WordPressでブログやサイトを運営していると管理画面の上部に定期的に更新の通知が表示されます。
この表示がでたときには、WordPress本体のほか利用しているテーマやプラグインの更新版がでているときなので、更新内容を確認して基本的には速やかにアップデートする必要があります。

今回の記事では、WordPress本体のアップデートについて詳しく解説していきます。

WordPress本体のアップデートには大きくわけて2種類のアップデートがあります。メジャーバージョンアップとマイナーバージョンアップです。
それぞれについて解説してみます。

メジャーバージョンアップ

メジャーバージョンアップは平均するとだいたい数ヶ月に1度程度の頻度でおこなわれます。これは主に新機能の追加や機能改善であったり、機能を向上させることが目的として実施されるものです。
本記事執筆時の最新バージョンは、[5.1.1]になりますが、この[5.1]に当たる部分がメジャーバージョンになります。

マイナーバージョンアップ

もうひとつのマイナーバージョンアップは、メジャーバージョンアップよりも頻度が多く、多いときには1ヶ月の間に数度実施されることもあります。
メジャーバージョンアップが機能向上を目的としていたものに対し、マイナーバージョンアップは、セキュリティ対策が主な目的です。
場合によっては、重要な脆弱性を修復するための緊急度の高いものもあります。

バージョンアップ時のトラブル

WordPressのバージョンアップを実施すると、いろいろな原因によってサイトが繋がらなくなったり、画面上にプログラムのコードが表示されるようになってしてまうことがあります。

WordPressは個人でレンタルサーバーを借りて運用することもできますが、そういった方々からの弊社へのお問い合わせで多いものに、このバージョンアップ時のトラブルによるものがあります。

なぜこのようなことが起こってしまうのかというと原因がたくさん考えられるのですが、代表的ないくつかをご紹介します。

テーマやプラグインとの相性による要因

新しいバージョンのWordPressと、インストールしていて有効化しているテーマやプラグインとの相性問題があります。
干渉やコンフリクトと呼ぶこともありますが、テーマやプラグインで必要としている関数などの定義文、WordPress側で仕様変更していたりするケースです。

サーバー環境に起因する要因

サーバー環境で、不具合の可能性になるのは、サーバーの[PHPのバージョン]や[MySQLデータベースのバージョン]が、バージョンアップ後のWordPressで対応されていないケースです。
特に[PHPのバージョン]は、過去にも、PHP3.*.*からPHP5.*.*、そして現在はPHP7.*.*というように、PHPのバージョンもメジャーアップデートを繰り返しおこなっています。
Windowsでも、Windows XPやWindows7などといった数世代前のOSがサポート対象外になることはよくありりますが、それと同様です。

バージョンアップ時の通信環境に起因する要因

バージョンアップには通信を伴いますが、アップデートファイルのダウンロード時などの一時的な通信エラーなどが原因で、正常なファイルがダウンロードできずにその状態でアップデートされてしまうことがまれに発生します。
この場合、ファイルが正常でないわけですからほとんどの場合でバージョンアップに失敗してしまいます。

バージョンアップ方法

更新自体は、最初に書いた更新の通知から1クリックで簡単にできてしまいます。しかし、先程から書いている通り、トラブル時に適切に対応ができるよう更新前の準備をしっかりしておかないと、大切なブログやサイトが壊れてしまうなどの重大なトラブルが起こってしまうことがあります。

まずは流れをざっと紹介しますと下記のようになります。

  • 事前周知
  • メンテナンスページの準備
  • プラグインの停止
  • バックアップ
  • メンテナンスページの表示
  • 更新作業
  • プラグインの有効化
  • 動作チェック
  • メンテナンスページの解除

こんなに面倒なの?と思われるかも知れませんが、一度慣れてしまえば、ひとつひとつの作業は難しいものではありませんのできちんと確実におこなうようにしましょう。

事前周知

更新をおこなうことを、サイト利用者に事前に伝えるようにします。
サイト利用者とは、サイトの更新などをおこなう関係者と、利用するユーザーのことです。

関係者向け

WordPressを複数人で運営している場合には、バージョンアップをおこなうことを必ず事前に伝えるようにします。
更新が伝わっていないことで、更新の時間帯に、新しく記事を書いている最中だった場合にその内容がサーバーに記録されていないといったケースや、万が一のトラブル時には時間を巻き戻してバックアップから復元する場合もありますので、せっかく書いた記事が消えてしまったということがないようにするためです。

ユーザー向け

そこそこアクセスのあるサイト以外では基本的には不要かとは思いますが、メンテナンス時間をサイト内に掲示していることで、ユーザーに対して信頼感をあげることにも繋がります。

メンテナンスページの準備

メンテナンスページとは、サイトにアクセスしてきた方に対して「現在メンテナンス中」である旨を伝えることができるページのことです。
このメンテナンスページを表示するためのプラグインをいくつもありますが、[WP Maintenance Mode]というプラグインが使いやすくおすすめです。

バックアップ

このバックアップがバージョンアップに関する一連の作業のなかでは最も重要です。
FTPソフトなどを利用してサーバーにアクセスしてダウンロードするものと、phpMyAdminなどを利用してダウンロードが必要なデータベースの作業が必要です。

バックアップ方法の詳細については別記事で執筆します。

メンテナンスページの表示

バックアップがとれたら、[WP Maintenance Mode]でメンテナンスモードに切り替えてメンテナンスページを表示させます。
[一般]タブ内にある[状態を有効化]にして[設定を保存]をクリックするだけです。

ログインしていないブラウザから、サイトにアクセスしてみて、メンテナンスページに切り替わっていれば、うまくできています。

プラグインの停止

プラグインの相性によるトラブルを回避するためプラグインを一旦すべて停止にします。

[管理画面]のメニューから[プラグイン]をクリックし、[WP Maintenance Mode]以外のプラグインを停止にしてください。一括で停止にしてしまうと楽です。

更新作業

いよいよ更新作業です。
[管理画面]の[今すぐ更新してください]通知から[今すぐ更新]ボタンをクリックすると、数十秒程度で更新が完了します。

プラグインの有効化

更新が完了したら、停止にしたプラグインを有効化していきます。

動作チェック

最後に動作チェックをします。
すべての機能の確認は現実的ではないので、公開済みの記事が消えていないかや、メニューの各ボタンを押してみるなど、よく利用するところに重点をおいて動作確認します。
この際、もし不具合が発生していると思われることがあれば、原因特定が必要になります。
まずは、有効化したプラグインとの相性要因を疑いますので、再度プラグインを一旦停止にし、どのプラグインに原因があるのかを切り分けするため、ひとつずつ有効化しながら不具合が起こらないかどうかを確認します。

メンテナンスページの解除

動作チェックまで出来たら、最後のメンテナンスページを解除して、バージョンアップ作業が完了です。

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