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「検索エンジンの仕組み」はサイト運営者の必修科目

代表取締役

児島 大

あなたは1日に何回「検索」してますか?
インターネット白書2016によると、平均検索回数が1日5回以上という方の割合は約40%というデータがあります。

最近は、TwitterやInstagramのハッシュタグ検索で検索するユーザーも多くはなっていますが、まだまだ圧倒的に検索はGoogleなどの検索サービスが利用されています。

あなたがもしインプットだけ、つまり知りたいことを探すためだけに検索を使っているなら全く問題ありませんが、この記事を読んでいるくらいですからきっとアウトプットをしている方なのでしょう。
それであれば、検索エンジンの仕組みは最低限知っておく必要があります。

検索エンジンの仕組みを知っただけでは検索順位は上がりませんが、知らないままブログやサイトを運営するのはおすすめしません。検索エンジンは、サイト運営者として必修項目といっても過言ではありません。

検索エンジンとは

日本人の多くが利用している検索サービスといえは、GoogleかYahoo!ですが、世界中には、他にも多くの検索サービス会社が存在します。
検索サービスを提供している会社は、ユーザーが求めているページを最短で提案することでユーザーに満足してもらうことがミッションです。満足してくれれば引き続き検索で使ってくれますし、検索結果に全く知りたい情報のページがでてこなければ、段々と使われなくなってしまいます。ユーザーの検索体験における満足度をあげることで、主たる売上である広告収入もあがるというわけです。
そして、検索サービスの提供する「知りたい情報が書かれてあるページを教えてくれるシステム」が検索エンジンになります。

検索エンジンの役割

「渋谷 デート カフェ」と検索すれば「渋谷でデートに使えるようなおしゃれなカフェ」について書かれてあるページが検索結果にランキング順に表示されます。
このように、検索ユーザーの知りたいコンテンツが書かれたページを的確に表示する仕組みこそが検索エンジンです
検索エンジンはインターネット上にある世界中のページを、独自に設定した200以上もの項目に基づいて評価することで順位付けをおこなっています。
これを検索アルゴリズムといいます。
検索エンジンは、最短でユーザーの知りたいコンテンツにぴったりのページを表示させることができるよう日々アルゴリズムの改善を行っているのです。

Googleの理念

検索エンジンの仕組みの前に、世界最大の検索サービス会社であるGoogleの理念を知っておくことは、検索エンジンの仕組みを知ることよりも大切です。

検索エンジンの仕組み

検索エンジンが、検索ユーザーの求めるページを検索結果として表示させるまでには3つのステップがあります。

  1. クローリング(サイトを発見)
  2. インデックス(サイトを登録)
  3. ランキング(サイトを順位付け)

クローリング

インターネット上にはクローラーと呼ばれる検索エンジンのロボットがリンクを辿りながら24時間365日自動で巡回しています。新しいページや情報が更新されているページを見つけると、見つけたデータをデータベースに持ち帰ります。
これをクローリングといいます。

インデックス

データベースに収集された世界中のWebページは、インデクサと呼ばれるプログラムを用いて、後述する検索エンジンがランキングなどの処理をおこないやすいようなフォーマットに変換されます。
インデクサで変換されたデータはデータベースに保存されていきます。
これをインデックスといいます。

あなたのサイトの記事がインデックスされているを確認するには、Googleの検索窓に[site:296.co.jp]というように[site:]の後ろにドメイン名を入力して検索すると、そのドメインのページでインデックスされているものがすべて表示されます。

ランキング

検索ユーザーが入力したキーワードをキーワード単位に分解し、検索ユーザーの意図を把握します。
インデックスされたすべての情報を200を超える検索アルゴリズムによって、検索ユーザーを満足させることができるページを相対的に評価付けしてランキングを作ります。
最後にいくつかの調整を経て検索結果にランキング順に表示されるのです。

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