WordPressで「データベース接続確立エラー」が表示された場合の対処方法
WordPressで作られたサイトやブログで「データベース接続確立エラー」という表示が画面に表示された場合の原因と対処方法を解説します。
データベース接続確立エラーとは
「データベース接続確立エラー」というエラーが表示された場合、表示されているエラーの通り、サーバーとデータベースの接続が正常にできていないという状況になります。
原因と対処法
データベースの接続情報に誤りがある
wp-config.phpにはデータベースに接続するための情報の記述を行いますが、それらの接続のための情報が間違っている場合が最も高いです。
wp-config.phpの27〜38行目に、以下の4項目の情報を正しく記述します。
- データベース名
- ユーザー名
- パスワード
- ホスト名
// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'database_name_here');
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'username_here');
/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password_here');
/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');
データベースの容量が上限を超えている
レンタルサーバーには、データベースの容量上限を設けているところが多くあります。この上限値を超過すると、データベースへのアクセスが制限されるなどして、「データベース接続確立エラー」が表示される場合があります。
主要レンタルサーバー各社のデータベース容量はこのようになっています。
- エックスサーバー…1GB(データベース1つ)
- さくらインターネット…1.5GB(総データベース)
- ロリポップ…ディスク容量内での使用においては制限なし
データベースに格納されているのは文字データのみですので、よほどのことがない限り上限に達することはないですが、大量に記事を書いている方は注意が必要です。