特化ブログか雑記ブログはどちらがいいのか?
特定のジャンルに特化したブログか、特定のジャンルに特化させることなくなんでもありの雑記ブログか、どちらがいいのか?という相談もよくいただきます。
最終的な結論は「原則は特化ブログのほうがいいが、最初のうちは雑記ブログでいい」ですが、詳しく解説していきます。
目次
特化ブログと雑記ブログの違い
特化ブログとは、特定のジャンルに絞って記事を書いていくタイプのブログをいいます。
雑記ブログとは、特定のジャンルに絞ることなく、どんなジャンルでも書いていくタイプのブログをいいます。
特化ブログのメリット・デメリット
特化ブログの最大のメリットは収益化のしやすさです。特定のジャンルに特化しているとユーザーの属性がある程度絞られてきます。読んだ記事の質がよければ、ほかの記事も読んでくれたりもします。
これを回遊性が高いというようにいいます。
さらには、属性が絞られているわけですが、GoogleアドセンスやASP以外からの直接の広告収入も期待できるようになります。
デメリットはジャンルによってはネタ切れに陥りやすいことです。
書くことがなくなってしまうということまではあまりならないと思いますが、何を書くべきかで迷ってしまって、筆が止まってしまうパターンです。
雑記ブログのメリット・デメリット
雑記ブログのメリットは、書きやすさです。何を書いてもいいわけですが、当たり前ですがネタに困ることはありません。
ランチのネタでも、子育てのネタでも、最近気になったニュースのネタでも、とにかくネタで尽きることは心配いりません。
反面、デメリットはというと、ネタが散在しているわけですから専門性というもののサイト自体につけることが難しくなります。
収益面でいうと、Googleアドセンスや記事ごとに適切なASPを使った広告を貼ることで、一定の収入は得られますが、直接の広告出稿というのはほぼないでしょう。
SEOとブログジャンルの関係性
SEOの教科書的存在でもある、スタートアップガイドを素直に読み解くと、SEO的に優位なのは「特化ブログ」です。
しかしながら、雑記ブログでも月間100万PV以上ものアクセスを誇るブログがあることも事実です。
原則として、検索ランキングというのは、記事単位で相対的にランク付けされますので、ダイエットネタがメインのブログに書いたお金ネタの記事の内容が、圧倒的にほかの同じような内容が書かれてある記事よりも良質であれば、それは検索ランキングで上位に来るかもしれません。
ジャンルよりも重要なことは継続すること
ブログを運営していくなかで最も重要なことは「継続すること」に他なりません。
ブログの目的が収益を生むという目的ならば「特化ブログ」をおすすめしますが、そうすることによって書くことが継続できなくなるくらいであれば、「ほぼ特化」でいいと思います。
雑記ブログほどは何でもありというところまでにはせずに、複数のジャンルに絞って書くということです。
「ほぼ特化ブログ」と「ほぼ雑記ブログ」
「ほぼ特化ブログ」と「ほぼ雑記ブログ」と勝手に名付けましたが、特化ブログと雑記ブログのあいだのようなブログジャンルがあります。
「ほぼ特化ブログ」とは、関連性のあるキーワードのカテゴリーを3〜5つ程度に絞っているブログです。
「ほぼ雑記ブログ」とは、カテゴリーを3〜5つ程度に絞ってはいるが、それぞれのカテゴリーに関連性がないブログです。
具体的な分類例はこのような感じです。
特化ブログ | クレジットカード |
ほぼ特化ブログ | クレジットカード・投資・節約・副業・マイル |
ほぼ雑記ブログ | クレジットカード・グルメ・スポーツ・書評・ゲーム |
雑記ブログ | なんでもあり |
このWebマガジンのジャンルは、ほぼ特化ブログです。
下記のようなジャンルを中心に書いており、クリエイティブというキーワードで関連付けることができます。
- Webサイト制作
- ブログ運営
- Illustrator
- Photoshop
つまり、ジャンルというのは、どのくらい俯瞰して捉えるかで、特化と捉えられることもあれば、ほぼ特化と捉えられることもあるのです。