アパレルブランドのコレクション撮影で失敗しないための撮影スタジオの選び方
アパレルブランドのメーカー企業の多くは、年間4回、春・夏・秋・冬でホームページやカタログなどの媒体用に新作コレクションの撮影をおこなっています。少ないメーカー企業でも年間2回、春夏・秋冬の撮影をおこなっていると思います。
この記事では、これから撮影をはじめようかとお考えのメーカー企業のかたが、撮影スタジオを選ぶ際に失敗しないためのポイントを解説します。
チェックしたほうがいいポイントを紹介します
ホリゾント
アパレルブランドの撮影では、ハウススタジオとよばれる外光を取り入れた家のような背景で撮れるスタジオよりも、ホリゾントスタジオとよばれる壁と床の接合部がアールになった外光をできる限り遮断したスタジオで撮影されることが多いです。
ホリゾントがないスタジオで、白い背景をつかってホリゾントを再現するために背景紙などでバックペーパーを組み立てることもありますが、バックペーパーと壁とのつなぎ目部分のレタッチなどの手間を考えるとホリゾントを採用したスタジオが望ましいです。
エレベータの広さ
スタジオが地階以外ある場合、エレベータは必須です。
さらに、ハンガーラックがはいる程度の大きさのエレベータでないと、ハンガーラックに吊るした服などをスタジオのある階まで運ぶのが大変になってしまいます。
撮影後はちょっとしたシワも気になるものですからできるだけハンガーラックごと、シワにならないように運べるようなスタジオを選びましょう。
メイクアップミラー
メイクを手際よく進めるためには、大きめのメイク鏡が必須です。
最近特に人気なのが、ライト付きのメイクアップミラーで、女優ミラーやハリウッドミラーともよばれています。鏡の横にライトが付いていることによって、顔に影ができにくく細かい部分まで確認しやすいので、メイクさんにもモデルさんにも大人気です。
スピーカー
お好みの音楽をiPhoneなどからBluetoothで流すことができるスピーカーが設置されているだけで、カメラマンさんやモデルさんに喜ばれます。
一日に何千枚も撮影するような仕事ですからBGMを流しているだけで、気分よく仕事ができるようになるのです。
まとめ
撮影スタジオの選び方を失敗してしまうと、当日の流れが悪くなってしまうこともあります。
はじめて利用するスタジオの場合には、電話で問い合わせをしたり事前に見学をしたりなどして、当日の流れが円滑にすすむよう心掛けましょう。